NICTは、2019年度から新たに研究開発を開始する委託研究(公募第三弾)1課題について、下記のとおり受託者を決定しました。

1. 研究開発課題に対する提案課題と受託者

(1)サイバー攻撃ハイブリッド分析実現に向けたセキュリティ情報自動分析基盤技術の研究開発 (1件を採択)

■提案課題:機械学習に基づくサイバー攻撃情報分析基盤技術の研究開発
受託者:国立大学法人九州大学(代表研究者)
学校法人早稲田大学
国立大学法人横浜国立大学
国立大学法人神戸大学
概要:ダークネットトラフィック、ライブネットトラフィック、ハニーポットデータ、脅威情報データから、マルウェア情報、脆弱性情報、脅威情報を自動的に生成・抽出する技術について、主として機械学習技術を応用した研究を行う。特に、1)サイバー攻撃インフラ情報の収集と分析、2)実時間で実現可能な大規模かつ構造的なマルウェア分析、3)インテリジェンス情報の生成と分析、の3項目の研究を実施する。これにより、セキュリティ情報自動分析基盤技術の確立に貢献する。

2. 公募等の概要

上記の課題については、2019年8月28日(水)から2019年9月26日(木)まで公募を行いました。
NICTは、学識経験者で構成される評価委員会(委員長: 村上仁己 成蹊大学元教授)の評価を経て、受託者を決定しました。
公募の詳細は、以下のWebサイトをご参照ください。

本件に関する問い合わせ先

イノベーション推進部門 委託研究推進室

中後 明、久保 和夫

Tel: 042-327-6011

E-mail: info-itakuアットマークml.nict.go.jp