立体視力の個人差に対応した神経線維束を解明
~立体視力機能の改善に期待~
2018年11月19日
国立研究開発法人情報通信研究機構
国立大学法人大阪大学
ポイント
- 最新のMRI技術を組み合わせることで、ヒトの立体視力の個人差に関する神経基盤を解明
- 立体視力の高い参加者と低い参加者の間で違いが見られる神経線維束を解明
- 弱視などのメカニズムや立体視に関わる視覚障がいの解明に期待
背景
![図1: ヒトの線維束 図1: ヒトの線維束](img/20181199-01.png)
今回の成果
![図2左: 拡散強調MRIによって計測されたVOF(青線)の例 図2左: 拡散強調MRIによって計測されたVOF(青線)の例](lde9n200000077wz-img/20181199-02.png)
![図2右: VOFの神経組織密度(縦軸)と立体視力成績の関係 図2右: VOFの神経組織密度(縦軸)と立体視力成績の関係](img/20181199-03.png)
今後の展望
掲載論文
共同研究グループ
用語解説
![図3: 立体視力成績計測の模式図 図3: 立体視力成績計測の模式図](lde9n200000077wz-img/20181199-04.png)
![図4: 立体視力成績の例 図4: 立体視力成績の例](lde9n200000077wz-img/20181199-05.png)
![図5: 拡散強調MRIによって計測された線維束の例 (再掲) 図5: 拡散強調MRIによって計測された線維束の例 (再掲)](lde9n200000077wz-img/20181199-01.png)
![図6左: ヒトの脳から計測された拡散強調MRIデータの例 図6右: トラクトグラフィーの例 図6左: ヒトの脳から計測された拡散強調MRIデータの例 図6右: トラクトグラフィーの例](lde9n200000077wz-img/20181199-06.png)
![図7: ヒトの脳から計測された定量的MRIデータの例 図7: ヒトの脳から計測された定量的MRIデータの例](lde9n200000077wz-img/20181199-07.png)
<研究支援> 本研究の一部は、総務省委託研究「次世代人工知能技術の研究開発」の支援を受けています。
本件に関する問い合わせ先
国立研究開発法人情報通信研究機構
脳情報通信融合研究センター
脳機能解析研究室
竹村 浩昌
Tel: 080-9098-3285
E-mail:
国立大学法人大阪大学
大学院生命機能研究科
藤田 一郎
Tel: 06-6879-4439
E-mail:
広報
国立研究開発法人情報通信研究機構
広報部 報道室
廣田 幸子
Tel: 042-327-6923, Fax: 042-327-7587
E-mail:
国立大学法人大阪大学
生命機能研究科 庶務係
Tel: 06-6879-4692, Fax: 06-6879-4420
E-mail: