NICTナショナルサイバートレーニングセンターは、2019年4月1日(月)から4月16日(火)まで、若手セキュリティイノベーターの育成を目的としたプログラム「SecHack365 (セックハック サンロクゴ)」の2019年度受講生を募集します。

1.背景・趣旨

NICTは、多様化・悪質化するサイバー攻撃に対抗するため、新たなソフトウェア等を自ら「研究・開発」できる人材を育成する目的で、若手セキュリティイノベーター育成プログラムSecHack365を2017年度から開講しています。SecHack365は、25歳以下の学生や若手社会人から40名程度を公募選抜し、1年をかけた長期ハッカソンによってセキュリティに関するモノづくり人材を育成します。

2.2019年度SecHack365募集概要

1)課題申込期間
:4月1日(月)~4月16日(火)
2)課題提出期限
:4月19日(金)
3)結果通知
:5月7日(火)までに、合格者へ連絡
4)応募資格
:日本国内に居住する25歳以下の方
5)募集人数
:40名程度
6)参加費用
:約50万円(学生は全額補助)

3.2019年度SecHack365コース概要

SecHack365では、セキュリティに関する技術などの研究開発や、何か作りたいサービスがある人の開発におけるセキュリティ面の磨き上げを支援します。そのために、モノづくりのアプローチが異なる5つのコースを提供します。
●表現駆動コース
アイデアを形にする、その過程で価値を最大化するなどサービスを磨き上げるコース
グループでのハッカソン実施によるサービスづくりを進める
●学習駆動コース
興味ある技術や作りたいものに対して、付加的な学習をしながら開発を進めるコース
付加学習により、他の技術や他分野を知ることで、作るもののアイデアの幅を広げる
●開発駆動コース
開発することに重きをおいて、開発指導に特化したコース
開発テーマや分野が定まっている受講生を受け入れて開発を進めるための指導を実施する
●思索駆動コース
問題を発見して、その問題を深く理解した上で解決策の提案を試みるコース
問題の発掘、鮮明化、解決手法の導出・設計・実装のプロセスを実施する
●研究駆動コース
研究的プロセスに基づいたアイデア、仮説立案と検証評価を重視したコース
研究者的なスキルを磨いて、将来の研究者になり得る人材を育成する

4.2019年度SecHack365年間プログラム(予定)

5月の集合回にて、オリエンテーションを実施し、以降は、各自でテーマを決め、開発等を行います。集合回は、以下のとおり、5月を含み7回実施します。
 
2019年度SecHack365年間プログラム(予定)
2019年度SecHack365年間プログラム(予定)
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■ 5月回(神奈川県)
日程:5月17日(金)~5月19日(日)
主な内容:オリエンテーション、トレーナー交流
■ 6月回(北海道)
日程:6月28日(金)~6月30日(日)
主な内容:進捗発表、ハッカソン、データセンター見学
■ 8月回(福岡県)
日程:8月21日(水)~23日(金)
主な内容: 進捗発表、ハッカソン、企業見学
■ 10月回(調整中)
日程:10月4日(金)~6日(日)
主な内容:進捗発表、ハッカソン
■ 12月回(愛媛県)
日程:11月29日(金)~12月1日(日)
主な内容:成果発表会に向けた発表練習、ハッカソン
■ 2月回(沖縄県)
日程:2020年1月31日(金)~2月2日(日)
主な内容:成果発表会に向けた審査会
■ 3月回(東京都)
日程:2020年3月6日(金)
場所:東京都千代田区 秋葉原 アキバ・スクエア
主な内容:成果発表会、翌年度募集説明会
 
申込方法・詳細等は、SecHack365のWebサイト(https://sechack365.nict.go.jp/)をご参照ください。

本件に関する問い合わせ先

ナショナルサイバートレーニングセンター
サイバートレーニング研究室

衛藤 将史

Tel: 042-327-5573

E-mail: nctアットマークml.nict.go.jp

広報

広報部 報道室

廣田 幸子

Tel: 042-327-6923

Fax: 042-327-7587

E-mail: publicityアットマークnict.go.jp