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未来ICTシンポジウム2020チラシ
未来ICTシンポジウム2020チラシ
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新機能材料とその応用技術の創出は常に産業界に大きなイノベーションをもたらしてきました。
この可能性を探るべくバイオ素材や生物活動の自己組織能・高効率性、機能性のからくりをデータマネージメントやデバイス原理に応用しようという試みは繰り返し行われてきました。
開発当初には漠然とした可能性でしかなかったものが周辺技術の発展とともに、その可能性が一気に開花します。
今後のICT技術の多様化や活用シーンの拡大に革新をもたらす可能性は、まだ様々なところに残っているのです。
本シンポジウムでは、省エネルギーの観点や、新しい発想の起点となるポテンシャルで再び光が当たりつつあるバイオ材料について、自然があたかも知能を持つようにみえる機能を「自然知」と名付け、この機能発現機序を明らかにする研究の現状やその応用技術の動向について総括します。
最前線で活躍する研究者が現在の技術トレンドについての講演することで、分野を俯瞰することができると期待します。来たるべき未来型ICT社会に向けての技術革新について議論しましょう。

プログラム

「自然知シンポジウム」
13:30~13:40
概要説明
大岩和弘(NICT 未来ICT研究所 主管研究員)
自然知研究が目指すもの
13:40~14:10
講演1(30分)
岡田 佳子(電気通信大学 大学院情報理工学科 教授)
光受容タンパク質を用いた視覚神経細胞素子による情報処理
14:10~14:30
講演2(20分)
古田 健也(NICT未来ICT研究所 主任研究員)
タンパク質モータを創る
14:30~15:00
講演3(30分)
伊藤 健(関西大学 システム理工学部 教授)
セミの翅を模倣した抗菌材開発と科学的検証
15:00~15:20
講演4(20分)
田中 裕人(NICT 未来ICT研究所 主任研究員)
バクテリア走化性を利用した溶液評価法の開発
15:20~15:50
講演5(30分)
山本 英明(東北大学 電気通信研究所 准教授)
実細胞を用いた神経回路機能の人工再構成
15:50~16:10
講演6(20分)
小林 昇平(NICT 未来ICT研究所 研究マネージャー)
生体–非生体ハイブリッド素子を用いた細胞活動の理解と人為制御
16:10~16:20
総括(10分)
小嶋 寛明(NICT 未来ICT研究所 上席研究員)
開催日程 2020年1月29日(水)13:30~16:30
(第19回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(nano tech 2020)と同時開催)
開催会場 東京ビッグサイト会議棟6F(605会議室)
東京都江東区有明3-11-1
http://www.bigsight.jp/access/transportation/index.html
主催 国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所
参加対象 一般
参加費 無料
※以下のイベント参加申し込みページより事前申込みをお願いいたします。
参加申し込み http://www.hip-ltd.co.jp/miraiict/

NICTの問い合わせ先

NICT 未来ICT研究所

企画室

Tel: 079-969-2100

E-mail: karcアットマークml.nict.go.jp

主催者お問い合わせ先

未来ICTシンポジウム事務局

E-mail: miraiictアットマークhip-ltd.co.jp