NICTER観測レポート2018の公開
2019年2月6日
国立研究開発法人情報通信研究機構
ポイント
- NICTERプロジェクトにおける2018年のサイバー攻撃関連通信の観測・分析結果を公開
- サイバー攻撃関連通信は、調査目的のスキャン活動が2017年よりも活発化、依然増加傾向に
- IoT機器を狙う攻撃の傾向が変化し、仮想通貨の採掘や、Android 機器への攻撃拡大も
背景
今回の成果



また、その他のポート番号(Other Ports)の中にはIoT機器を狙ったパケットも多数含まれます。Other Portsの占める割合は、全体の半数以上と目立ちますが、IoT機器で使用されるポート(機器のWeb管理インターフェイス用ポートやUPnP関連ポート、機器に固有のサービス用ポートなど)が多数含まれており、それらのポートを合わせると、全体の約半数が IoT 機器で動作するサービスや脆弱性を狙った攻撃です。
今後の展望
NICTER観測レポート2018(詳細版)
用語解説
本件に関する問い合わせ先
サイバーセキュリティ研究所
サイバーセキュリティ研究室
井上 大介、久保 正樹
Tel: 042-327-6225
E-mail:
広報
広報部 報道室
廣田 幸子
Tel: 042-327-6923
Fax: 042-327-7587
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