Wi-SUNとWi-Fiを融合活用した“データの地産地消”技術を開発
~地域の“ながら”見守りと電子回覧板の実証実験を黒部市で実施~
2019年9月19日
国立研究開発法人情報通信研究機構
ポイント
- 数千万世帯に普及済のWi-SUNをベースにした無線技術で地域見守りプラットフォームを実現
- 業務用車両が本業をし“ながら”、高齢者の困り事等に気付き、立ち寄り、訪問や声掛けが可能
- ネット環境が整わない地域での広帯域コンテンツ集配信や御用聞きビジネスへの応用に期待
背景
Wi-SUNを活用した黒部市での地域見守り実証実験の内容
今後の展望
補足資料
1.開発したすれ違いIoT無線ルータの詳細
筐体サイズ | 90(W)×45(D)×12(H) mm※1 |
---|---|
対応する無線通信機能 | Wi-SUN※2、Wi-Fi、BLE4.0 |
メモリ | DDR3 SDRAM 512Mbyte |
ストレージ | eMMC 8GB |
Wi-SUNモジュール受信感度 | -103dBm (TYP.) (100kbps、BER<0.1%) |
電源 | USB +5V/2A |
消費電力 | MAX. 7.3W |
動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
2.黒部市における実証実験の詳細
3.すれ違いIoT無線ルータを用いた通信可能範囲に関わる予備実証試験の結果
4.まとめ
関連報道発表
黒部市社会福祉協議会発表:地域での包括的な見守り体制「くろべネット」にICT利活用
(株)日新システムズ発表:75歳も使えるICT機器 在宅高齢者と地域サービスをつなぐ
千葉県香取郡神崎町における認知症高齢者等の捜索模擬訓練の実施について
「この先注意して!」 見えない先をIoT対応「見守り自販機」が“つぶやき”ます
用語解説
本件に関する問い合わせ先
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