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日程 令和5(2023)年2月16日(木)~20日(月)【日本時間】
場所 米国カリフォルニア州サンタクララバレー周辺地域(シリコンバレー)

概要

 令和5(2023)年2月16日(木)~20日(月)の間、米国カリフォルニア州サンタクララバレー周辺地域(シリコンバレー)にて「シリコンバレー起業家育成プログラム(シリコンバレーブートキャンプ)」を実施しました。本プログラムは日本全国で開催された起業家甲子園の連携大会においてNICT賞(起業家甲子園出場権)を獲得したチームの代表者に対し、現地の起業家等による講演やピッチ演習を体験させ、起業家甲子園への出場に向け自らのビジネスプランをブラッシュアップさせることや参加者同士の交流を深めることを目的としています。 
 
 なお、令和2年度及び3年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡大等により中止を余儀なくされていましたが、令和4年度は3年ぶり5回目の開催となり8名の学生(高等専門学校生5名、専門学校生1名、大学生1名、大学院生1名)が参加しました。

プログラム日程

program

プログラム内容

2月16日(木)(1日目)

  amazon go、twitter、ゴールデンゲートブリッジを見学後、佐藤氏(JTB USA SF支店長)によるオリエンテーション及びセミナーと、RakuNestに入居している大山氏(Skylight America CEO)によるセミナーを受講しました。

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amazon go体験
twitter
twitter見学
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オリエンテーション&セミナーの様子(写真左:大山氏、中央:佐藤氏)

2月17日(金)(2日目)

  Rakuten USAでは富永氏から食堂、ジム、三木谷社長の社長室(スペース)、コワーキングスペースなどといったRakuNestの紹介がありました。また、RakuNest内の富士フィルムイノベーションルームを見学し、富士フィルムの直井氏とヤマハモーターベンチャーズの大西氏による新規事業創出やCVCとしての経験談などに関するセミナーを受講しました。その後、RakuNest 内のコワーキングスペースに入居しているCVCやR&Dを担当する日系企業の方々とコミュニケーションランチをとり、UCバークレーへ移動しました。 UCバークレーではキャンパスツアーの後、早稲田大学でも講座を持つJON先生による、日米での起業経験や日本と米国のイノベーションに関する講義を受講し、オープンディスカッションを実施しました。 RakuNest 内での夕食後は、UCバークレーの桑島氏によるシリコンバレーの投資エコシステムや起業にあたって活用すべきリソースについて、また、起業に対する日本人と米国人の考え方の違いなどについての講義を受講しました。

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2日目スタート(Rakuten USAはホテルから徒歩圏内)

twitter

日系企業の方々とコミュニケーションランチの様子

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UCバークレーJON先生とのオープンディスカッションの様子

2月18日(土)(3日目)

  午前中は令和5(2023)年3月7日(火)開催の「起業家甲子園」でのピッチに向けた演習(7分間ピッチ)を実施しました。土曜日にもかかわらず参加していただいた富永氏をはじめとするRakuNestに入居する6名の講師陣からたくさんのアドバイスをもらい、それぞれのビジネスプランに磨きをかけました。なお、富永氏のほか数名の講師は、同夜の懇親会にて学生への指導を行いました。 フィッシャーマンズワーフでの昼食後、午後はシリコンバレーの企業を視察しました。Meta Retail StoreではVRを体験し、Googleの創業地、Apple Parkビジターセンター、スタンフォード大学を訪れました。 最終日の夜は、参加者全員と関係者との懇親会を行い、今回の研修を通じて得たことやそれぞれがライバルとなる「起業家甲子園」への意気込みなどを語り合うなどして交流を図りました。

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参加者と講師陣のみなさん
twitter

Apple Parkビジターセンター

orientation

最終夜の懇親会の様子

2月19日(日)(4日目)

  14:20サンフランシスコ発JAL001便に搭乗し、翌日【日本時間20日(月)】18:45に帰国しました(フライト時間11時間25分)。その後、大井町のホテルに一泊し、翌日(21日)に新幹線や飛行機にて各自帰宅しました。

研修終了後

  シリコンバレーで活躍されている講師陣からの新たな指摘や「CEOや投資家としてシリコンバレーに来ることを待っている」とのエールを受け、起業家甲子園で発表する学生たちのビジネスプランやプレゼンテーションも大幅にブラッシュアップされました。