フォトニックネットワーク研究室
2024年7月24日
トピックス
研究概要
Beyond5G時代に向けて、世界規模の通信トラフィックの増加や多様なサービスの実現が予想されており、大容量の通信トラフィックを効率的に収容できる基幹光ネットワークが求められています。フォトニックネットワーク研究室では、将来の大容量かつ柔軟な光ネットワーク実現のための基礎的・基盤的技術の確立を目指して、マッシブチャネル光ネットワーク技術、光ネットワークリソースの動的再構成及び利用効率化技術、短距離向け超高速光リンク技術の研究開発を行います。
研究紹介
マッシブチャネル光ネットワーク技術
増加を続ける通信トラヒックへの持続的に対応可能な超大容量光ネットワークを目指して、空間・波長領域を活用した超多量の光チャネルを提供可能な光ファイバ及び光伝送技術、光交換ノードの研究開発を行います。従来の光ファイバの伝送容量限界を超えるマルチコア光ファイバ、マルチモード光伝送技術、今後の利用が期待される新しい波長帯を利用したマルチバンド光伝送技術等の研究開発を実施しています。
<標準外径の空間光ファイバによる伝送技術>
<実環境下における空間多重光ファイバを用いた光スイッチングの実証>
<標準外径の空間光ファイバによる伝送技術>
光ネットワークリソースの動的再構成及び利用効率化技術
様々なアプリケーションからの光ネットワークへの多様な要求に対して、オンデマンドで必要十分な通信リソースを用いて安定した通信環境を適応的に提供するオープン/プログラマブル光ネットワークの実現に資する研究開発を行います。光ネットワークリソースの動的再構成時のマネジメント省力化に資する光ハードウェア技術、変化適応力向上のための多量光データに基づく光ネットワーク高度解析・制御技術等の研究開発を実施しています。
<光ネットワーク動的再構成技術>
<光ネットワーク動的再構成技術>
短距離向け超高速光リンク技術
将来の光アクセスネットワークやフロントホールの高速化に向けて、空間・波長多重技術を活用した、効率性の高いテラビット超級の短距離光伝送技術の研究開発を実施しています。
<テラビット級アクセスアクセスネットワーク技術>
情報通信研究機構研究報告(Vol.69 No.2)「最先端フォトニック技術」
<テラビット級アクセスアクセスネットワーク技術>
情報通信研究機構研究報告(Vol.69 No.2)「最先端フォトニック技術」
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〒184-8795
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国立研究開発法人 情報通信研究機構
ネットワーク研究所 フォトニックICT研究センター
フォトニックネットワーク研究室 (5号館1F)