デプロイメント推進部門では、地域発ICTスタートアップの創出を目指す「NICTアクセラレータ・ プログラム」の一環として、これまで全国各地で開催された地区（連携）大会において、起業家甲子園 出場権（NICT）を獲得した学生チームの代表者９名を、米国シリコンバレーに派遣する、「シリコンバレー起業家育成事業（シリコンバレーブートキャンプ）」を実施しました。

　自らのビジネスプランのブラッシュアップ、また、参加者同士の交流を深めること等を目的に、現地の起業家等による講演やピッチ演習を体験していただき、３月13日（水）の起業家甲子園に臨みます。
なお、当該研修は、令和2年度及び3年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡大等により 中止していましたが、昨年度（令和4年度）に３年ぶりに再開し、今年度も引き続き実施いたしました。
なお、令和５年度は６回目の開催となり９名の学生（高校生2名、高等専門学校生２名、大学生５名）が参加しました。

UCバークレーではキャンパスツアーの後、早稲田大学でも講座を持つJON教授による日米での起業経験や日本と米国のイノベーションに関する講義を受講し、オープンディスカッションを実施しました。

Plug and Playにてオフィス見学を行い、CVCやVCの方々がシェアオフィスとして利用している場面を見ることができました。

スタンフォード大学を訪問し、日本人学生によるキャンパスツアーに参加しました。また、午後からは、サンジット氏（U First Capital共同設立者兼会長）による、注目のビジネス分野や起業家に必要な素養についてのベンチャーキャピタルセミナー、並木 啓悟氏（Co-founder COO）による起業家向けセミナーを受講しました。

午前中は2024年3月13日（水）に開催される「起業家甲子園」でのピッチに向けた演習（7分間ピッチ）を実施しました。日曜日にもかかわらず参加いただいた講師陣からたくさんのアドバイスをもらい、それぞれのビジネスプランに磨きをかけました。

Westfield Valleyでの昼食後、午後はシリコンバレーの企業を視察しました。Apple ParkビジターセンターではARを体験し、Googleの創業地のGoogle Visitor Experienceとフィッシャーマンズワーフを訪れました。

最終日の夜は、参加者全員と関係者との懇親会を行い、今回の研修を通じて得たことやそれぞれがライバルとなる「起業家甲子園」への意気込みなどを語り合うなどして交流を図りました。