• 印刷

研究概要

 巧妙かつ複雑化したサイバー攻撃や普及するIoT等への未知の脅威に対応するためのサイバーセキュリティ技術の研究開発を行っています。

 また、無差別型攻撃や標的型攻撃等多様化したサイバー攻撃の情報を大量に集約・分析し、サイバー攻撃対策の自動化を目指す技術の研究開発を行います。さらに、研究開発成果を機構自らのサイバー攻撃分析能力の強化のために適用することにより、研究開発における技術検証を行い研究開発成果の速やかな普及を目指します。

サイバーセキュリティ研究室概要

研究項目

アドバンスト・サイバーセキュリティ技術

 政府や重要インフラを狙うサイバー攻撃への対処能力を向上させるため、能動的・網羅的な観測技術、機械学習等を応用した分析支援や複数情報源を横断解析する分析技術に加え、可視化駆動によるセキュリティ・オペレーション技術、IoT機器向けセキュリティ技術等の研究開発を行っています。

NIRVANA改

サイバーセキュリティ・ユニバーサル・リポジトリ技術

CURE(Cybersecurity Universal Repository)

 サイバーセキュリティ関連情報を大規模集約し、安全かつ利便性の高いリモート情報共有を可能とするサイバーセキュリティ・ユニバーサル・リポジトリを構築し、これに基づく自動対策技術の研究開発を行っています。また、この技術を用いたセミ・オープン研究基盤を構築し、セキュリティ人材育成に貢献します。

セキュリティ検証プラットフォーム構築活用技術

セキュリティ検証プラットフォームの概念

 サイバーセキュリティ技術の研究開発を効率的に行うために、サイバー攻撃の安全な環境下での再現や新たな防御技術の検証等を実施可能な検証プラットフォームの構築を行い、その活用のための模擬環境・模擬情報活用技術及びセキュリティ・テストベッド技術の研究開発を行っています。