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  2023521日(日)に岩手県一関市の磐井川(いわいがわ)河川敷で開催された「北上川上流総合水防演習」(主催:北上川上流15市町、岩手県、国土交通省東北地方整備局)の防災展において災害時の利用を想定した映像IoT技術を動態出展しました。(東北総合通信局と共同で出展) 本演習は毎年5月の水防月間に合わせた東北6県持ち回りで開催され、水防活動のPR、水防意識の高揚を図るため、演習と併せて各種情報や活動も紹介されます。今回は、総務省(東北総合通信局)、国土交通省、陸上自衛隊、東北電力、通信各社等27団体が出展し、約3,000人が参加・来場されました。

  当センターは、レジリエント自然環境計測技術のパネルによる概要紹介に加えて、その具体例のひとつである映像IoT技術に基づいた「魚の目カメラ」による高精細かつ低遅延映像伝送の動態デモも実施しました。本技術は市販のビデオカメラとWi-FiLTE回線を利用して安価かつ容易に構成できる特徴があり、災害現場と災害対策本部等との間で災害時に求められる高精細な映像の共有を実現いたします。

 

総合水防演習の様子
総合水防演習の様子
総合水防演習の様子
総合水防演習の様子
NICTブース(東北総合通信局と共同出展)
NICTブース(東北総合通信局と共同出展)