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概要

 サステナブルICTシステム研究室では、大規模災害やネットワーク障害等の非連続な環境変化に対応できるタフフィジカル空間におけるレジリエントICT基盤技術の研究開発に取り組みます。具体的には、通信ネットワーク環境変化への対応に向けた障害検知及び障害に対する適応制御技術、自然環境変化の検知に向けた情報収集及び総合的な可視化や解析の基盤技術について研究を行います。


(1)タフフィジカル空間情報通信基盤技術(通信環境の動的変化への対応)

通信ネットワークの分断や再統合といった、通信環境の動的変化が生じるタフな通信環境においても、利用可能な情報通信資源を適切に割り当て、自律的にネットワークの再構成を行うことで、サービスを途絶させない通信ネットワーク技術の実現をめざします

- タフ環境適応無線アクセス基盤プロジェクト

- 自己産出型エッジクラウド基盤プロジェクト

 

(2)レジリエント自然環境計測技術(自然環境の急激な変化の検知)

自然現象の急変の検知を可能とするために、環境計測センサ群からの情報を収集し、データを総合的に可視化・解析する自然環境計測技術の実現をめざした次の2つのプロジェクトを推進しています。

- レジリエント自然環境計測可視化・解析技術開発

- レジリエント自然環境センサ群情報収集技術開発

 
研究プロジェクトの構成

研究開発の目標

 各プロジェクトにおける目標を次のように掲げています。
 

(1)タフフィジカル空間情報通信基盤技術(通信環境の動的変化への対応)

   - タフ環境適応無線アクセス基盤プロジェクト

極めて複雑・劣悪(タフ)な無線通信環境においても、機械学習等を用いて、通信環境変化による途絶リスクを認識し、通信資源の最適割り当てを自律的に行うことで、求められる遅延等の通信要件を提供し続けるレジリエントな無線アクセス技術の実現をめざします。

 

   自己産出型エッジクラウド基盤プロジェクト

単体としても機能し統合したら全体としても機能する「自己産出性」の性質をICTシステムへ応用したエッジノードにより構成されるレジリエントな分散エッジクラウド基盤技術の構築を図ります。

 

(2)レジリエント自然環境計測技術(自然環境の急激な変化の検知

  - レジリエント自然環境計測可視化・解析プロジェクト
         画像や音声などの様々なセンサーをIoT化し、総合的・即時的な自然環境情報の可視化・解析
   を行うシステムを開発します。

     

  - レジリエント自然環境センサ群情報収集プロジェクト
        あらゆる場所の自然環境データをレジリエントに収集し、災害時に生存・生命にかかわる情
        報をどこからでも伝送できる基盤技術の構築を図ります。

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