サステナブルICTシステム研究室
厳しい(タフな)通信環境においても通信を途絶させないネットワーク技術と
自然環境の急変を知らせる計測技術の確立に向けて
新着情報
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レジリエントICT研究シンポジウム2022+ タフ環境的応無線 ポスター資料(ダウンロード)
[2022.11.14] -
ワイヤレステクノロジーパーク2022説明資料(ダウンロード)
[2022.5.24]
概要
サステナブルICTシステム研究室では、大規模災害やネットワーク障害等の非連続な環境変化に対応できるタフフィジカル空間におけるレジリエントICT基盤技術の研究開発に取り組みます。具体的には、通信ネットワーク環境変化への対応に向けた障害検知及び障害に対する適応制御技術、自然環境変化の検知に向けた情報収集及び総合的な可視化や解析の基盤技術について研究を行います。
研究開発の目標
各プロジェクトにおける目標を次のように掲げています。
(1)タフフィジカル空間情報通信基盤技術(通信環境の動的変化への対応)
- タフ環境適応無線アクセス基盤プロジェクト
極めて複雑・劣悪(タフ)な無線通信環境においても、機械学習等を用いて、通信環境変化による途絶リスクを認識し、通信資源の最適割り当てを自律的に行うことで、求められる遅延等の通信要件を提供し続けるレジリエントな無線アクセス技術の実現をめざします。
- 自己産出型エッジクラウド基盤プロジェクト
単体としても機能し統合したら全体としても機能する「自己産出性」の性質をICTシステムへ応用したエッジノードにより構成される、レジリエントな分散エッジクラウド基盤技術の構築を図ります。
(2)レジリエント自然環境計測技術(自然環境の急激な変化の検知)
- レジリエント自然環境計測可視化・解析プロジェクト
画像や音声などの様々なセンサーをIoT化し、総合的・即時的な自然環境情報の可視化・解析を行うシステムを開発します。
- レジリエント自然環境センサ群情報収集プロジェクト
あらゆる場所の自然環境データをレジリエントに収集し、災害時に生存・生命にかかわる情報をどこからでも伝送できる基盤技術の構築 を図ります。