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 20241020()に、熊本城ホールで開催された「ぼうさいこくたい2024 in 熊本」の耐災害ICT研究協議会主催のセッションにおいて、【レジリエントICT研究シンポジウム2024を開催しました。

 テーマ1「⾃然災害対策技術の最前線」では、九州地区で活躍する防災ICTを紹介する⽬的で、サステナブルICT システム研究室⻄村⻯⼀研究マネージャーが電源⾃⽴型観測システムにより霧島硫⻩⼭(宮崎県)や桜島(⿅児島県)で取り組んでいる⽕⼭監視や津波検出に関して紹介がありました。

 テーマ2「みんなにやさしいICTを活⽤した防災・減災・復旧への対応」では、能登半島地震の⽀援経験や避難所の状況などを奥村⽒が紹介したあと、東北⼤学災害科学国際研究所ゲルスタ・ユリア准教授から災害時に⾼齢者・障がい者・⼥性・⽂化的に異なる⼈(外国⼈等)等が避難所で直⾯するダイバーシティ関連の課題や活動が紹介されました。そして、災害時に情報通信を確保し⾃治体が準備する8品⽬の物資に加え、⼤⼈⽤おむつや⽔のいらないシャンプーなどの物資を避難所から直接発注し届けるためにNerveNet を導⼊した延岡市の読⾕⼭市⻑から、導⼊経緯と今後の展開などが紹介されました。最後に奥村⽒がみんなにやさしい復旧とICTへの期待について総括しました。
 
セッションポスター.pdf
※シンポジウムの様子は、後日アーカイブ配信します。
 
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登壇者(右から 読谷山 洋司市長、ゲルスタ ユリア准教授、奥村 奈津美氏、西村 竜一研究マネージャー)
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セッションの様子

本件に関する問い合わせ先

  レジリエントICT研究センター
  企画連携推進室
  E-mail: resil-info@ml.nict.go.jp