• 印刷
 2025年3月7日~3月9日に仙台国際センター会議棟で開催された「世界防災フォーラム2025」の中日となる3月8日には、同じ仙台国際センターの展示棟で「仙台防災未来フォーラム2025」が開催され、出展するとともにセッションも開催しました。本フォーラムは、震災の経験や教訓を未来の防災につなぐため市民が防災を学び日頃の活動を発信するイベントで、約5,300人の参加がありました。(主催者発表)
 当センターは、電波が届きにくい複雑な環境でも通信が途切れない無線技術を研究するために制作した実験用ロボットを展示しました。また、電磁波研究所宇宙環境研究室の協力を得て、太陽が引き起こす自然現象である『宇宙天気』とデジタル地球儀『ダジック・アース』を展示し、子どもから大人まで多くの方の関心を集めました。
 
session-phto1-
展示の様子
session-phto2-
展示の様子
session-phto3-
展示の様子
 開催したセッション『地球外ハザード:宇宙からの危機襲来?』では、約11年ぶりに極大期を迎えている太陽活動(太陽フレア)が、通信、放送、測位、衛星運用への障害等をもたらす要因になることや、そのリスクを軽減するために宇宙天気予報業務を行っていることを、電磁波研究所宇宙環境研究室の津川卓也室長が解説しました。宇宙研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所の吉川真プラネタリーディフェンスチーム長からは、プラネタリ—ディフェンス(天体の地球衝突)について解説していただきました。

session-photo2-1920
会場の様子
session-photo3
会場の様子

本件に関する問い合わせ先

レジリエントICT研究センター
企画連携推進室
E-mail: resil-info at ml.nict.go.jp
* at を @ に書き換えてください。