令和5年度「字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金」及び「手話翻訳映像提供促進助成金」の公募について

2023年1月18日

国立研究開発法人情報通信研究機構

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICTエヌアイシーティー、理事長: 徳田 英幸)は、令和5年度「字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金」及び「手話翻訳映像提供促進助成金」について、下記のとおり公募を開始します。
本公募は、令和5年度予算成立後、速やかに助成できるようにするため、予算成立前に募集の手続を行うものです。したがって、予算の状況によっては、今後、内容に変更があり得ることをあらかじめご承知おきください。

 

1. 字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金

1. 目的
本助成金は、字幕番組、解説番組及び手話番組の制作に必要な資金について、NICTが予算の範囲内で助成措置を講ずることにより、放送サービスを利用する身体障害者の利便の増進を図ることを目的としています。
2. 公募期間
令和5年1月23日(月)~令和5年2月17日(金)17:00(必着)
3. 応募方法
別紙1をご覧ください。

2. 手話翻訳映像提供促進助成金

1. 目的
本助成金は、放送番組に合成して表示される手話翻訳映像の制作に必要な資金について、NICTが予算の範囲内で助成措置を講ずることにより、放送サービスを利用する身体障害者の利便の増進を図ることを目的としています。
2. 公募期間
令和5年1月23日(月)~令和5年2月17日(金)17:00(必着)
3. 応募方法
別紙2をご覧ください。

なお、生放送番組に字幕を付与する機器の整備に係る助成「生放送字幕番組普及促進助成金」の公募につきましては、別途行う予定です。

別紙1

「字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金」の公募
=令和5年度=

1 目的

本助成金は、字幕番組、解説番組及び手話番組の制作に必要な資金について、NICTが予算の範囲内で助成措置を講ずることにより、放送サービスを利用する身体障害者の利便の増進を図ることを目的としています。

2 助成対象

本助成金の対象は、放送事業者等が行う、交付決定日(令和5年4月1日の予定)から令和6年3月31日までの間に放送される字幕番組(生放送字幕番組※1を含む)、解説番組及び手話番組の制作(放送番組に字幕、解説及び手話を付与するための業務)になります。ただし、当該放送番組のうち、視聴年齢制限付き番組※2、関東広域圏を放送対象地域とする民間地上基幹放送事業者(在京キー5局)の生放送でない字幕番組を除きます。

※1 生放送字幕番組は、字幕が付与された生放送番組をいう。
※2 視聴年齢制限付き番組は、当該番組を視聴するために視聴契約時における年齢確認、ペアレンタルロック等を必要とするものをいう

3 助成金の額

2に該当する番組制作に必要な経費のうち、NICTが助成することを認めるもので、当該経費の額の2分の1を限度とします。ただし、近畿広域圏を放送対象地域とする民間地上基幹放送事業者(在阪準キー4局)の生放送を除く字幕番組については、その制作に必要な経費の額の6分の1を限度とします。

4 助成条件

字幕、解説音声及び手話を付与するための業務に係る経費をスポンサー等が負担していないこと。ただし、在阪準キー4局の生放送を除く字幕番組については、その制作に必要な経費の額の3分の1を上限として、スポンサー等の経費負担を認めます。

5 公募期間

令和5年1月23日(月)から令和5年2月17日(金) 17:00まで(必着: これ以降の申請は受理しません。)

6 応募

(1)方法
① 電子メール
助成金交付申請書(様式第1)PDFファイル、助成金交付申請書(別紙)(様式1-1)Excelファイル及びその他添付書類の電子ファイルを添え、(3)提出先①のE-mailアドレスに電子メールで(件名に「字幕番組等制作助成金申請」を必ず含めて)送付してください。
なお、電子ファイルで提出することが困難な添付書類があれば、その旨を電子メールに記載し、別途郵送(表面に「字幕番組等制作助成金申請書類在中」と朱書き)してください。
② 補助金申請システム(Jグランツ)
本助成金の申請は、補助金申請システム(Jグランツ)で行うことも可能です。詳細は、(3)提出先②のURLから当該システムにアクセスしてご確認ください。
※GビズIDのgBizIDプライムが必要です。
 
(2)書類等
申請書類、交付要綱及び事務・経理事項書は、以下のNICT Webページの「利用手続」、「交付要綱等」、又は補助金申請システム(Jグランツ)からダウンロードしてください。
https://www2.nict.go.jp/barrierfree/102/index.html
○助成金交付申請書(様式第1)
助成金交付申請書記入例
○助成金交付申請書(別紙)(様式1-1)
助成金交付申請書(別紙)記入例
○助成金の交付については、交付要綱をご覧ください。
字幕番組、解説番組及び手話番組制作促進助成金交付要綱
○助成内容・事務手続等については、事務・経理処理事項書をご覧ください。
事務・経理処理事項書、様式1-1、4-1、5-1、6-1、6-2
 
(3)提出先
① 〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
国立研究開発法人情報通信研究機構
デプロイメント推進部門 情報バリアフリー推進室 字幕番組等制作助成金担当
② 補助金申請システム(Jグランツ): 

別紙2

「手話翻訳映像提供促進助成金」の公募
=令和5年度=

1 目的

本助成金は、放送番組に合成して表示される手話翻訳映像の提供に必要な資金について、NICTが予算の範囲内で必要な助成措置を講ずることにより、放送サービスを利用する身体障害者の利便の増進を図ることを目的としています。

2 助成対象

本助成金の対象は、交付決定日(令和5年4月1日の予定)から令和6年3月31日までの間、放送番組(視聴年齢制限付き番組を除く)に情報・意思疎通支援用具(厚生労働省告示第529号)を介して手話映像を合成して表示できるようにするための手話翻訳映像の制作・提供(電気通信役務の提供に該当する事業)を行うものであって、以下の各要件を満たすものになります。
(1)助成対象事業を的確に遂行するに足る能力を有すること。
(2)助成対象事業の内容が次の各事項に合致すること。
① 身体障害者にとって利便性が高いものであること。
② 身体障害者のニーズが高く、事業実施の効果が広く及ぶものであること。
(3)助成対象事業に係る資金調達が自己のみによっては困難であること。
(4)助成対象事業を的確に遂行するのに必要な経費のうち、自己負担分の調達に関して十分な能力を有すること。
(5)助成対象事業に係る経理その他の事務について、的確な管理体制及び処理能力を有すること。

※ 視聴年齢制限付き番組は、当該番組を視聴するために視聴契約時における年齢確認、ペアレンタルロック等を必要とするものをいう。

3 助成金の額

助成対象事業の実施に必要な経費のうち、外注費、委託費、労務費、消耗品費、諸経費及び機械使用料等であって、NICTが助成することを認めるもので、当該経費の額の2分の1を限度とします。

4 公募期間

令和5年1月23日(月)から令和5年2月17日(金) 17:00まで(必着: これ以降の申請は受理しません。)

5 応募

(1)方法
① 電子メール
申請書に必要事項を記入の上、申請書、その他申請書類の電子ファイルを添えて、(3)提出先①のE-mailアドレスに電子メールで(件名に「手話翻訳映像提供促進助成金申請」を含めて)送付してください
② 補助金申請システム(Jグランツ)
本助成金の申請は、補助金申請システム(Jグランツ)で行うことも可能です。詳細は、(3)提出先②のURLから当該システムにアクセスしてご確認ください。
※GビズIDのgBizIDプライムが必要です。
   
(2)書類等
申請書類作成に必要な交付要綱及び事務・経理処理事項書は、次のNICT Webページの「3. 交付要綱等」又は補助金申請システム(Jグランツ)からダウンロードしてください。
https://www2.nict.go.jp/barrierfree/106/index.html
 
(3)提出先
① 〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
国立研究開発法人情報通信研究機構
デプロイメント推進部門 情報バリアフリー推進室 手話翻訳助成金担当
② 補助金申請システム(Jグランツ): 

問合せ先

上記2件に対する問合せについては、以下の「公募に関する問合せ先」までご連絡ください。

公募に関する問合せ先

デプロイメント推進部門
情報バリアフリー推進室

丸山 誠二、小倉 浩嗣
Tel: 042-327-7207 Fax: 042-327-5706

広報

広報部 報道室