コールサイン
無線通信において無線局を識別するために各局に割り当てられた固有の符号のことで、アルファベットと数字で構成される。コールサインを持つ無線局は、その通信の中でコールサインを送出することで、電波を発射した局の所在や種別が識別される。
元の記事へ
標準電波局
国家標準またはそれに準ずる周波数を含む信号を標準電波として送信する行政機関等が運用する無線局のこと。日本の法律上の種別は、電波法施行規則第4条第1項第28号における標準周波数局である。無線設備としての標準電波送信所と無線設備の操作を行う者の全体を含んでいる。
元の記事へ
逓信省電気試験所
電気事業の監督を所管する逓信省に1891年に設立された物理工学系の研究機関。戦時中の1943年に逓信省は運輸通信省に統合されたが、1946年に再び設置された逓信省の研究機関となった。1948年に商工省電気試験所と逓信省電気通信研究所に分割され、後者は現在のNICT、NTT通信研究所、KDDI総合研究所のルーツとなった。
元の記事へ
短波
3〜30 MHzの電波。上空の電離層と大地の間を反射して遠方まで無線通信・放送ができる長所がある。一方で、電離層の状態によっては反射により異なる経路を通った電波が干渉し、強度や周波数が乱れるなどの短所がある。
元の記事へ
長波
30〜300 kHzの電波。地表に沿って伝わり、障害物も回り込むため、遠方の様々な場所まで無線通信・放送が可能になる長所がある。一方で、送信には数100 mの大型のアンテナと大出力送信機が必要になるなどの短所がある。
元の記事へ